2019年2月5日火曜日

広がる NO!フロリデーションの輪


吉川市長選挙を前に、吉川・松伏医師会が 
「フロリデーションぜったい反対」をホームページ上で公表されています。
吉川市歯科医師会もそれに続く見通しのようです。
「NO!フロリデーション」がいよいよ吉川の大きな流れになってきました!!
 今後もこの流れが後退することがないようしっかり見守っていきましょう。

2019年1月24日木曜日

学習会のご案内

フッ素洗口学習会

「フッ素洗口」やりますか?やりませんか?」

  ~むし歯予防、薬に頼るその前に~ 

日時  4月14日(日)13時30分~15時30分
場所  吉川市民交流センターおあしす
    ミーティングルーム4
講師  秋庭賢司 氏(歯科医師・日本フッ素研究会会員)
参加費 無料

 

 


2019年1月17日木曜日

2018吉川市民まつり(2)

2018年11月18日(日)に開催された「吉川市民まつり」に出展しました。

「集団フッ素洗口について考えてみました」というテーマで、展示とリーフレットの配布を行いました。

2018 リーフレットより


集団フッ素洗口 飲み込みが心配・・・

フッ素洗口とは、むし歯予防を目的として、フッ化ナトリウム溶液(洗口液)で洗口を行うものです。洗口液を口に含んで一定の時間ぶくぶくして吐き出します。

小・中学生
1
濃度900ppm10m
1分間
幼・保育園児
毎日
濃度225ppm5m
30

WHOは「学校におけるフッ素洗口はむし歯が中程度から重度である集団において推奨される」としています。日本では12歳児の平均むし歯本数が1本を下回っているので、集団フッ素洗口の必要性は希薄に思えます。またフロリデーション推進の歯科医師や研究者が「集団フッ素洗口はフロリデーションの次善の策」と位置付けていることも気になるところです。吉川市では、一部の小中学校・保育園で実施されています。(希望者のみ実施)
フッ素洗口液は、上手に吐き出した場合でも一部は飲み込まれます。飲み込み量は平均で10~20%位です。3,4,5歳では全量飲み込んでしまう者がそれぞれ8%,4%,2%であるという報告があり、WHOは「フッ素洗口は6歳未満は禁忌」と提言しています。小・中学生の場合、洗口液10mℓを全量飲み込んだとすると、フッ素の量は、フロリデーション水(フッ素濃度0.8ppm)にして10ℓ以上に相当します。学校で集団洗口する場合、児童がしっかり吐き出しているか、個々に把握するには限界があるのではと気に掛かります。慎重な対応を望みます。




2018吉川市民まつり(1)

2018年11月18日(日)に開催された「吉川市民まつり」に出展しました。

「集団フッ素洗口について考えてみました」というテーマで、展示とリーフレットの配布を行いました。

2018 リーフレットより

~ある母親の手記~
歯医者さん、どうして教えてくれなかったんだろう… 

鹿児島県教職員組合の新聞に、子どもが歯フッ素症になった母親の手記が掲載されました。以下要約です。
母親はむし歯予防のため、5歳の長女を定期的に歯科医に通わせました。塗布型のフッ化物をすすめられ、購入して3歳の次女にも塗りました。それから12年後フッ素洗口剤をすすめられ、家庭で子どもに洗口をさせました。フッ素塗布は定期的にやっていました。次女が小学校高学年になったとき、永久歯に多くの白い斑点があり、とても気になりました。別の歯科医にたずねても、言葉を濁すような答えしか返ってきません。インターネットで調べてフッ素に副作用があることを知りました。母親は責任を感じましたが、娘には伝えていませんでした。娘が中1になり鏡の前で歯を見ている姿を何度も見て、母親は思いきってフッ素のことを伝えました。娘はぽろぽろ泣きだし、それでも「お母さんのせいじゃないよ。私は大丈夫」と伝えてきたということです。
 母親は親の責任を感じると同時に「なぜ副作用についてお医者さんは教えてくれなかったのだろう」「歯医者さんの責任ってなんだろう」と述べています。母親は、薬に頼らずともむし歯は防げると堂々と教えていけるようになりたい、と記した上で「たった一人の子どもの涙ですが、そこにはその子の人生がつまっています。軽く考えないでほしい…それが親の願いです」と結んでいます。
(「教育かごしま」第1852号 2015.6.1
 

2017年11月26日日曜日

2017 吉川市民まつり

2017年11月19日(日)開催の「吉川市民まつり」に出展しました。
今回作成したリーフレットの内容紹介です。

2017 リーフレットより

関小・東中の集団フッ素洗口を見学しました

 子どもの歯と健康を考える会では、10月5日(木)に関小学校、11月6日(月)に東中学校の集団フッ素洗口を見学しました。給食後、まずブラッシングを行いその後洗口が行われました。関小では音楽に合わせクラスで一斉に1分間、東中では1分間の音楽が5回流れるのでそれを目安に各自で洗口を行っていました。両校とも洗口しない児童が何名かいて、自然な様子で混じっていました。洗口をしない児童は全校生徒の約1/5~1/4に当たるようです。
洗口終了後は「コップに吐き出す」子は少数で、ほとんどの子は水飲み場まで行って吐き出していました。水飲み場に向かって歩きながら「飲んじゃったよ」とつぶやいている男子もいました。
先生に伺ったところ、フッ素洗口をするかしないかは、保護者の意思を尊重しているそうです。またフッ素洗口実施に当たっては、児童にきちんと吐き出すように指導されているということでした。今回初めて小中学校のフッ素洗口の様子を見学することができ、大変貴重な経験でした。

2015年11月14日土曜日

◆吉川市民まつりにお越しください

11月15日(日) 10:00~15:00
未来につなげよう夢と希望
第20回 吉川市民まつり 
第1会場 市民交流センターおあしす
第2会場 永田公園(よしかわ富士のある公園です) 

子どもの歯と健康を考える会のブースは第2会場のテントです。 
「吉川市の水道水フッ素添加推進中止と今・・・」をテーマに展示を行います。
リーフレットをお配りします。

人気の「NO!フロリデーション」“しずくのシール”をさしあげます。
郵便ポストや自転車、または手帳や小物などに貼って気持ちを示しましょう。

お気軽にのぞきに来てください。
温かいお茶を用意してお待ちしています。 

径5cmと8cmがあります。(5cmの方はラミネート加工付き)

◆公明党市議団と懇談しました

 9月25日、 吉川市議会の最終日に、子供の歯と健康を考える会では、公明党市議団(以下、公明党と略)団長の小野潔議員に、懇談の依頼を行いました。その後、10月5 日に市役所公明党控室にて懇談が行われました。小野潔議員、互金次郎議員、五十嵐惠千子議員が出席されました。

◆前日10月4日に開催された「市民フォーラム」の内容がフロリデーション推進そのものだったので、その驚きと、フロリデーション復活への不安と怒りの気持ちをお話しました。
公明党の議員の皆さんは、所用等のため「市民フォーラム」に出席されなかったそうです。

◆公明党として、フロリデーションについて過去には賛成、推進の立場でしたが、現在の市議3名は今の吉川市でのフロリデーション導入はリスクがあり反対ですと明言されました。


◆平成25年に「吉川市歯科口腔保健の推進に関する条例」が制定されました。「施策実施」の項に“H24厚生労働省告示第438”の引用があり、その中に「フッ化物応用」の文言があります。フッ化物応用には通常、フッ化物歯面塗布、フッ化物洗口、水道水フロリデーション等複数の事柄が含まれるのでこれらについてお考えを伺いました。

◆議会ではこの条例を作るにあたって、議論の末に「フロリデーション」の文言を用いないことで合意したので、フロリデーションの実施はない。ただし、「フロリデーションを除く」という文言もないので、状況によっては変わる可能性もあるとのお話でした。

◆フッ素洗口について、WHOは「6歳未満は禁忌」としており、洗口液の飲み込みによる斑状歯など健康被害の危険性が考えられるので、保育園・幼稚園での実施は止めてほしい、という私たちの考えを伝えました。

◆ 議員のかたから「フッ素洗口は任意で選択できますが、学校ではこのことでいじめなどはないですよね。」とたずねられました。フッ素洗口の実施校では、 “フッ素洗口をしない”という選択をする保護者は少数で、実際は迷ったり疑問を持っても、フッ素洗口しないとは言いにくいという話も聞いていることをお話 しました。

◆洗口後吐き出す場所が狭く、吐き出すまでの時間管理などが実態として児童に任されていて、児童によっては飲みこんでしまっている心配があることなどをお伝えし、ぜひ学校でのフッ素洗口の様子を見ていただくようお願いしました。

◆フッ素洗口やフロリデーション等で用いられる主要なフッ化物はフッ化ナトリウム(NaF)です。森田化学工業(株)発行の「安全データシート」を用いて、フッ化ナトリウムの性質や危険性について説明させていただきました。

 以上のような内容で40分ほど懇談しました。今後も要望があれば懇談を行います、というお返事をいただき、懇談を終えました。