2014年12月31日水曜日

◆吉川市民まつりに出店しました

11月16日 市民まつり

 11月16日吉川市民まつりが開催されました。
「子供の歯と健康を考える会」も出店しました。今年で3回目です。
今年は「フッ素の有害性について調べてみました。」というテーマで展示を行いました。
「水道水にフッ素を入れないで」というステッカーも作製し、賛同してくれる方に配りました。

 去年までは、展示の前を素通りする人が多かったのですが、今年は展示に足を止める人や、わざわざ見に来てくれる人も多く、去年と比べて大きな変化を感じました。吉川市の水道水フッ素化の問題が、かなり知られてきたようです。市民の皆さんと交流することができ、とても嬉しく、心強く感じました。

◆フッ素洗口の学習会に参加しました

10月19日、地方政治改革ネットさん主催の学習会に参加しました。
「集団フッ化物洗口の問題点」というテーマで秋庭賢司氏(クリニコ・アキニワ歯科 日本フッ素研究会会員)のお話を伺いました。お話の一部を紹介します。

 フッ化物洗口とはフッ化物洗口液(5~10mℓ)を、約1分間口に含みうがいするむし歯予防法です。小中学生の場合は0.2%フッ化ナトリウム溶液(フッ素濃度900ppm)で週1回、保育園・幼稚園児の場合は0.05%フッ化ナトリウム溶液(フッ素濃度225ppm)で毎日洗口を行います。

学校や保育園・幼稚園における集団フッ化物洗口の問題点として以下のことがあります。

1 ほとんど効果がない: フッ素入り歯磨き剤との併用効果は有意差がない。(フッ素入り歯磨き剤で歯磨をしていればフッ化物洗口にむし歯予防効果はない。)

2 危険性: フッ素の中毒量(2㎎/㎏)の根拠は100年前の論文一つしかない。特に週1回法は濃度が高く低年齢ほど危険性が高い。

3 人権問題・インフォームドコンセントに反する: 児童がフッ化物洗口を行うか否か保護者の同意を取っているが、その際フッ化物洗口についての有害情報が伝えられていない。そのため「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」になっていない。 

4 法的問題: 劇薬の管理使用が専門家の指揮監督下で行われていない。

5 環境問題: 洗口後、下水に流す。(排水基準は8ppm以下と定められている。)

6 水道水フッ素化との関連: フッ素洗口は水道水フッ素化の次善の策と位置付けられており、水道水フッ素化へと繋がることが危惧される。

吉川市でも いくつかの保育園、小中学校で集団フッ素洗口が行われています。フッ素洗口を実施している小学校のお母さんから不安だ、という話を何度か聞きました。フッ素洗口についてこれからもっと勉強していきたいと思います。 

2014年11月14日金曜日

◆吉川市民まつり、今年も出ます

11月16日は吉川市民まつりです。

今年は「フッ素の有害性について調べてみました。」というテーマで発表します。
「水道水フロリデーション推進中止を求める要望書」の署名も引き続き行っています。
お気軽にお立ち寄りください。
 第2会場 永田公園内のテントです。(ロードトレイン乗り場の近くです。)


吉川市民まつり(第19回 テーマ 未来につなげよう 夢と希望)
11月16日(日) 10:00~15:00  
 第1会場 市民交流センターおあしす
 第2会場 永田公園

2014年10月8日水曜日

◆フッ素洗口の学習会のご案内

市議の稲垣茂行さんから学習会のご案内をいただきました。

テーマフッ素洗口の危険性と問題点
       講師 秋庭賢司氏 (クリニコ・アキニワ歯科 日本フッ素研究会会員)
    10月19日(日) 14:00
    越谷市中央市民会館 5F 第12会議室 
    会費無料 どなたでもご参加ください。
   
 
2011年歯科口腔保健の推進に関する法律が成立して以来、自治体での条例制定が活発になりました。ほとんどの条例にフッ素化推進が盛り込まれ、ここ一、二年で小学校におけるフッ素洗口が増加しています。このままでは今後一気に広がることも懸念されます。
フッ素洗口の危険性や問題点をしっかり勉強し考えていきましょう。       
       
          主催 地方政治改革ネット* 
                               *地方政治改革ネットは、議員と市民による地方政治を考える党派を超えた勉強会です。

2014年9月9日火曜日

◆市はどこを向いている? フロリデーション推進の全国組織で健康増進課課長が報告

 「NPO法人ウォーター フロリデーションファンド」という水道水フッ素化を推進する団体があります。 設立趣旨には「1、歯科医療格差を解消するために、水道水を利用したむし歯予防方法“ウォーター フロリデーション”を実施しようとする“地域”を応援する全国組織の団体です。」とあります。この団体の平成26年度総会および研修会が7月20日(日)に開催されています。

 プログラムによると研修会の第Ⅰ部水道水フロリデーション啓発活動に取り組んでいる地域からの現況報告では
1 川崎市       歯科医師から  川崎市歯科医師会地域保健部
2 群馬県下仁田町 保健師から   (元)下仁田保健センター保健師
3 埼玉県吉川市  行政から    吉川市健康増進課課長
4 埼玉県吉川市   市民から     吉川市水道水フロリデーション推進会議会員

とあり、吉川市の健康増進課課長が行政として報告を行っています。
市民の反対署名に対する配慮も見られません。

 8月11日健康増進課に伺った際、課長に、行政としてどのような報告を行ったのか尋ねました。平成15年ごろからの吉川市におけるフロリデーションに関する歴史や経過などについて話されたそうです。「報告のレジュメ(要約)のようなものがあったらいただけませんか。」 とお願いしましたが断られました。どのような報告を行ったのか詳しく知りたいものです。

 NPO法人ウォーター フロリデーションファンドのホームページの「資料館」のページにニュースレター第6号がアップされています。そこに研修会の様子が載っています。(ウォーター フロリデションファンド”でネット検索し「資料館」をクリック)
 またニュースレター第5号には「吉川市におけるWF(ウォーター フロリデーション)普及啓発活動(平成25年度)」と題して、推進の立場の方の文章が掲載されています。昨年12月市議会での市長答弁について書いてあります。

2014年9月8日月曜日

◆街頭署名を行いました

稲穂 市内(川藤)で

 8月24日(日)市民プール周辺で「吉川市の水道水フロリデーションの推進中止を求める要望書」の署名活動を行いました。
天候不順が続いた後の久しぶりの夏らしい日で、たくさんの家族連れの方々が訪れていました。

 署名をお願いすると「水道水フロリデーションは、やらないことになったんじゃないの?まだ署名を集めているの?」という声もありました。昨年12月の市長の答弁以降このような質問を時々受けます。
「市長は『フロリデーションを実施する計画はない。』と言いながら、『啓発活動は続ける。』と矛盾したことを言っています。健康増進課との懇談会では『市は水道水フロリデーションを推進している。』とはっきり言われました。署名をもっと集める必要があります。」と説明し、協力していただきました。

◆健康増進課に宝塚市の資料を届けました

 
オモダカ 市内(川藤)で
7月17日に健康増進課と懇談会を行ないました。
そのときに「宝塚市では、斑状歯(歯のフッ素症)被害があったため、水道水の暫定管理基準フッ素濃度の上限を0.4~0.5ppmという国より厳しい基準(国の上限は0.8ppm)に設定していることをご存じですか。」という質問が出ました。
健康増進課では詳しくは知らないということでしたので、後ほど資料をお届けすることになりました。

その資料を8月11日に、健康増進課課長にお渡ししました。

資料の内容は以下の通りです。
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1 宝塚市の広報誌
    ・最新号(平成26年8月)より 水道水のフッ素濃度掲載の頁
    ・昭和49年9月号より 「斑状歯をめぐる健康問題の『答申』について」

2.宝塚市斑状歯専門調査会「宝塚市の斑状歯をめぐる健康問題にかんする答申書」(抜粋)

3.「宝塚市『斑状歯から子どもを守る会』運動の記録」(復刻版刊行委員会)より
  運動の経過と今後の課題

4.「地域性歯牙フッ素症」(近藤武著)より
   第3章 斑状歯調査の事例  1宝塚市
   第4章 飲料水中フッ素の基準値  4フッ素基準値の再検討

5. WHOテクニカルレポート№846「フッ化物と口腔保健」(日本語監修:高江州義矩)より
  第7章  飲料水中のフッ化物
  第13章 フッ化物の多重曝露