2015年11月14日土曜日

◆吉川市民まつりにお越しください

11月15日(日) 10:00~15:00
未来につなげよう夢と希望
第20回 吉川市民まつり 
第1会場 市民交流センターおあしす
第2会場 永田公園(よしかわ富士のある公園です) 

子どもの歯と健康を考える会のブースは第2会場のテントです。 
「吉川市の水道水フッ素添加推進中止と今・・・」をテーマに展示を行います。
リーフレットをお配りします。

人気の「NO!フロリデーション」“しずくのシール”をさしあげます。
郵便ポストや自転車、または手帳や小物などに貼って気持ちを示しましょう。

お気軽にのぞきに来てください。
温かいお茶を用意してお待ちしています。 

径5cmと8cmがあります。(5cmの方はラミネート加工付き)

◆公明党市議団と懇談しました

 9月25日、 吉川市議会の最終日に、子供の歯と健康を考える会では、公明党市議団(以下、公明党と略)団長の小野潔議員に、懇談の依頼を行いました。その後、10月5 日に市役所公明党控室にて懇談が行われました。小野潔議員、互金次郎議員、五十嵐惠千子議員が出席されました。

◆前日10月4日に開催された「市民フォーラム」の内容がフロリデーション推進そのものだったので、その驚きと、フロリデーション復活への不安と怒りの気持ちをお話しました。
公明党の議員の皆さんは、所用等のため「市民フォーラム」に出席されなかったそうです。

◆公明党として、フロリデーションについて過去には賛成、推進の立場でしたが、現在の市議3名は今の吉川市でのフロリデーション導入はリスクがあり反対ですと明言されました。


◆平成25年に「吉川市歯科口腔保健の推進に関する条例」が制定されました。「施策実施」の項に“H24厚生労働省告示第438”の引用があり、その中に「フッ化物応用」の文言があります。フッ化物応用には通常、フッ化物歯面塗布、フッ化物洗口、水道水フロリデーション等複数の事柄が含まれるのでこれらについてお考えを伺いました。

◆議会ではこの条例を作るにあたって、議論の末に「フロリデーション」の文言を用いないことで合意したので、フロリデーションの実施はない。ただし、「フロリデーションを除く」という文言もないので、状況によっては変わる可能性もあるとのお話でした。

◆フッ素洗口について、WHOは「6歳未満は禁忌」としており、洗口液の飲み込みによる斑状歯など健康被害の危険性が考えられるので、保育園・幼稚園での実施は止めてほしい、という私たちの考えを伝えました。

◆ 議員のかたから「フッ素洗口は任意で選択できますが、学校ではこのことでいじめなどはないですよね。」とたずねられました。フッ素洗口の実施校では、 “フッ素洗口をしない”という選択をする保護者は少数で、実際は迷ったり疑問を持っても、フッ素洗口しないとは言いにくいという話も聞いていることをお話 しました。

◆洗口後吐き出す場所が狭く、吐き出すまでの時間管理などが実態として児童に任されていて、児童によっては飲みこんでしまっている心配があることなどをお伝えし、ぜひ学校でのフッ素洗口の様子を見ていただくようお願いしました。

◆フッ素洗口やフロリデーション等で用いられる主要なフッ化物はフッ化ナトリウム(NaF)です。森田化学工業(株)発行の「安全データシート」を用いて、フッ化ナトリウムの性質や危険性について説明させていただきました。

 以上のような内容で40分ほど懇談しました。今後も要望があれば懇談を行います、というお返事をいただき、懇談を終えました。

◆自民・みらい市議団との懇談について

 9月25日、吉川市議会の最終日に、子供の歯と健康を考える会では、自民・みらい市議団団長の中嶋通治議員に、文書で懇談の依頼を行いました。

 その時の立ち話で、中嶋議員から、“フロリデーションは「吉川市歯科口腔保健の推進に関する条例」制定の際に、議員の中で「やらない」ということで一致しているので、実施されることはない”というお話がありました。

 私たちは、フッ素洗口についても気掛かりなことがあり、また6月市議会における加藤克明議員のフロリデーションに関する質問についてもお伺いしたいことがあることをお伝えし、懇談を依頼しました。

 その後、10月4日開催された「市民フォーラム」で偶然中嶋議員とお会いし、懇談は今回はやらないことになったとのお話を受けました。皆で話した結果そうなった、というお返事でした。

◆「市民フォーラム」について 市は医師会に遺憾の意を示す

 10月4日に開催された市民フォーラム(主催:吉川松伏医師会・吉川歯科医師会・松伏歯科医師会、共催:吉川市・吉川市教育委員会)の内容は水道水フロリデーションを大きく宣伝する内容でした。
これに対して、市のホームページの「市民の声」に多数の抗議の投書が寄せられました。


 市の回答では、 市は吉川松伏医師会に事前に講演の内容を問い合わせ、「フロリデーションについての内容は含まれない。」という確認を得たそうです。そこでこれを前提として 共催を承認したということです。
にもかかわらず、講演はフロリデーションの啓発を強く押し出した内容だったため、市は吉川松伏医師会に遺憾の意を書面で伝えたそうです。
市民への回答の中で、市は「今後もフロリデーションの推進を行わない。」という姿勢を明確にしています

 中原市長はフロリデーション推進中止の公約を守り、責任を果たそうとしています。
しかし、ジワリジワリと推進の勢力に詰め寄られているような不安を感じます。
フロリデーション問題はまだ解決したわけではなく、それどころか後戻りしかねない危険な状態のようです。
水道利用者である私たち市民ひとりひとりが「NO!フロリデーション」の意思を示すことが、いま大切なのだと思います。

◆「市民フォーラム」に市民の抗議の声

 10月4日に開催された市民フォーラム(主催:吉川松伏医師会・吉川歯科医師会・松伏歯科医師会、共催:吉川市・吉川市教育委員会)の内容は水道水フロリデーションを大きく宣伝する内容でした。更に吉川松伏歯科医師会会長の終わりの挨拶は「吉川でフロリデーションを進めていきましょう。」という内容のものでした。
これに対して、市のホームページ「市民の声」に抗議の投書が多数寄せられています。

 ◆吉川市のホームページから
  「健康・福祉についてのご意見・回答」
 http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/index.cfm/27,27192,180,923,html




◆10/4 市民フォーラム  まさかのフロリデーション宣伝



 10月4日(日)、吉川市中央公民館 ホールにて、市民フォーラム「乳幼児のむし歯予防―フッ化物の安全性と有効性―」が開催されました。吉川松伏医師会・吉川歯科医師会・松伏歯科医師会の主催で、吉川市・吉川市教育委員会が共催しました。

鶴本 明久 氏(鶴見大学歯学部教授)が進行役で、2名の講師(瀧口 俊一 氏、安藤 雄一 氏)が講演を行いました。
2つの講演は、ともにフロリデーション推進を強く押し出した内容でした。

講演後、会場の市民お二人から、フロリデーション反対の立場の質問と意見が出されました。
吉川松伏歯科医師会会長の終わりのあいさつは、「吉川でフロリデーションを進めていきましょう」という驚きの内容でした。

 講演会の資料から要約して報告します。

演題「子どもからお年寄りまでみんなでできるむし歯予防―フッ化物を用いた公衆衛生―」
 講師 瀧口 俊一 氏(宮崎県延岡兼高千穂保健所長)
・なぜフッ化物でむし歯予防?
 1901年イタリアナポリ市周辺地域で歯の異常(いわゆる斑状歯)が報告される。
 斑状歯がある地域を含め、むし歯が少ない地域があることが経験的に知られていた。
・ディーンの研究(ディーンのグラフ) 
 飲料水中の最適なフッ化物の濃度は1ppmである。“最適な濃度”とは歯のフッ素症の発現を受  容できる最低限度に抑え、かつ最大のう触減少が可能な濃度を意味したものである。 
・ブラッシングによるむし歯予防には限界がある。
・WHO(世界保健機構)、FDI(国際歯科連盟)が奨めるむし歯予防法の順位
 1 水道水フッ素濃度調節法(水道水フロリデーション)
 2 学校・幼稚園でのフッ化物洗口・フッ化物塗布などの局所応用
・フッ化物洗口はむし歯を半分以下に減らす
・フッ化物応用(フロリデーション)の特徴
 ○公共政策として実施   ○高い費用対効果  ○公平性 等
・フッ化物応用(フロリデーション)の意義
 フッ化物応用(フロリデーション)の導入は、市町村議会の民主的な手続きによって決定され公共 の福祉(すべての市民に平等に与えられる市民権)に適合しており、個人の都合や好みによる私権とは異なる。
・私たちの責務
 貧困対策はさまざま考えられるが、その一つとして、フッ化物洗口やフロリデーションはある。
 行政と地域住民の理解、歯科医師会等専門団体の協力があれば、むし歯を予防することができる。

〇演題「むし歯予防に用いるフッ化物の安全性・有効性の科学的評価」
  講師 安藤 雄一 氏(国立保健科学医療院統括研究官)
・「う触のない社会」の実現に向けた、う触予防法の第一は、フッ化物利用 
・フッ化物応用法の種類
  全身応用  ○水道水フッ化物濃度調整法  ○フッ化物添加食塩 他
  局所応用  ○フッ化物配合歯磨剤   ○フッ化物洗口
・水道水フロリデーション(水道水フッ化物濃度調整法)
  う触予防を目的とし、飲料水中に天然に存在するフッ化物の適正量を模倣して、人工的にその  濃度レベルまでフッ化物を調整する方法
・世界における水道水フロリデーション普及状況
  世界の約4億人が飲用 他
・日本における水道水フッ化物添加(フロリデーション)の実施例
  ○京都市(山科) 1952~1965年  ○沖縄本島(返還前)1957~1972
  ○三重県朝日町 1967~1972年
  1972年以降、28年間、日本ではフロリデーションの実例がない
・フッ化物歯面塗布の効果的な方法
  ○1歳前後から受ける  ○年2回以上4歳まで継続
・フッ化物配合歯磨剤の効果的な使い方
  歯磨き剤を付ける量  1グラム以上つける(歯ブラシのヘッドの3分の2以上) 
・フッ化物洗口:集団応用のメリット
  1継続性が高い
  2歯科保健教育の題材となりうる
・ フッ化物利用の安全性~基本的な考え方~
 ○フッ化物は自然環境物質である。
 ○フッ化物は人の健康に有益な物質である。
 ○フッ化物利用の危険性は解明されている。
 ○長期間、多地域での応用による実績がある。
 ・物質の量と効果の関係
 安全な化学物質は存在しない。ただ、安全な使用方法が存在するのみである。(Timbrell 1989)
・フッ化物応用による毒性として実証されているもの
  慢性 ○歯のフッ素症(斑状歯)  ○骨フッ素症(骨硬化症)
  急性 ○急性中毒
・ディーンの研究(ディーンのグラフ) 
 飲料水中の最適なフッ化物の濃度は1ppmである。“最適な濃度”とは歯のフッ素症の発現を受  容できる最低限度に抑え、かつ最大のう触減少が可能な濃度を意味したものである。 
・歯のフッ素症(斑状歯)の原因
  ○子どもの成長期において歯冠を形成する時期に  ○過度のフッ素を  ○長期継続して摂取
  この3条件がそろうこと
・絶対安全なものは存在するか
・フッ化物の安全性を十分に理解してもらうには?説明方法は?
 1未知性対策
 2ベネフィット(利益)認知対策
 3恐ろしさ対策
  有効性のデータは「地元」が効果的  
  情報提供サイト e‐ヘルスネット「歯と口の健康」
  「くまモン」関連動画の紹介  


※参考 講師の瀧口俊一氏は、「NPO法人ウォーターフロリデーションファンド」のホームページ の「必要性」のページで次の提言を行っています。
  [フロリデーション実現のための提言 瀧口俊一] 
  1) 強力な政治活動:水道法条例改正や政策実現に向け、政治活動を強力に推進する。
  2) 連帯:専門家組織、職能団体、非政府組織、民間組織等が幅広く連携・連帯する。
  3) 持続的な唱導:健康社会の実現に向け、フロリデーションを唱導し続ける。
   


2015年7月31日金曜日

◆魚つかみ取り大会の給水

稲の花 市内(木売新田)で

 7月18日、沼部公園にて 吉川市コミュニティ協議会さん主催による「魚つかみ取り大会」が開催されました。たくさんの親子連れが参加し、子どもたちが放流された金魚を追いかけて楽しみました。

 ここ数年の間、吉川市フロリデーション推進協議会さんが給水所を担当し、給水の麦茶がフロリデーション水(フッ素を添加した水)で作られていました。
子どもの歯と健康を考える会では、「みんなが安心して飲めるように、給水の麦茶はフロリデーション水ではなく、ふつうの水で作ってください。」というお願いの手紙を今年も出しました。
 うれしいことに、当日給水所では、ふつうの水で作った麦茶が配られました。今回給水を担当されたのは、市役所の職員さんたちでした。日差しが強かったこともあり、いつもよりたくさん麦茶が出たようです。

 今年の3月、中原市長の就任に伴い、吉川市は水道水フロリデーション推進を中止したので、その影響が大きかったのだと思います。フッ素の入っていないふつうの麦茶が給水されるようになってよかったです。



2015年7月8日水曜日

◆6月市議会 一般質問から(2)

 平成27年 第2回(6月)吉川市議会(6月2日~17日)が開催されました。

 今年3月、中原市長が就任して間もなく、吉川市の水道水フロリデーション推進が中止されました。そのことに関連して議会で次のような一般質問がありました。
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「一般質問通告書」より
◆6月16日(火)
◆質問者   五十嵐 惠千子議員(公明)
◆質問事項 「誰もが安心の地域医療体制と保健事業の実施を」
◆質問要旨
  (*フロリデーションに係る箇所のみ抜き書きしました。)

「また、その他にも、フロリデーション問題、インフルエンザ任意接種推奨価格問題などはテレビや新聞でも報道され、特に今回の市長選挙戦ではそれらの情報が掲載されたチラシの大量配布やSNSでも情報が流れました。私共へもその内容に困惑する市民や疑問を持つ市民から多くのお問い合わせをいただきました。市長はフロリデーション問題や医師会除名問題などは、何を根拠に書かれ、誰の責任のもとに撒かれ流されたのかをお伺いします。また、こうした中で、間違った情報や間違った見解があった場合には、責任をもってチラシや情報などの訂正を求めたいと言う市民も多くいらっしゃいますので、その具体的な対策についてもお伺いします。」
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 残念なことに議会を傍聴できなかったので、答弁の様子などはわかりません。
また質問が具体的に何を指しているのか、「一般質問通告書」を読んだだけでは分かりかねる部分もあります。
今後、議事録が発行され、吉川市議会のホームページにもアップされますのでぜひ読んでみたいと思います。

◆6月市議会 一般質問から(1)

 平成27年 第2回(6月)吉川市議会(6月2日~17日)が開催されました。

 今年3月、中原市長が就任して間もなく、吉川市の水道水フロリデーション推進が中止されました。そのことに関連して議会で次のような一般質問がありました。                       
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「一般質問通告書」より
◆6月15日(月)
◆質問者   加藤 克明議員  (自民・みらい)
◆質問事項 「フロリデーションとフッ化物応用について」
◆質問要旨 (*読みやすいように、加藤議員の質問及びそれに対する回答に番号を振らせていただきました。)
1) 市長は県議時代、「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」に賛成をしております。その中身はフッ化物応用を含めた科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進を図るものです。市長は選挙時にフロリデーション反対を打ち出しておりましたが、フッ化物応用に関しては賛成の立場という認識でよろしいか。

2) フロリデーション反対の理由として、「水道水の公共性の高さ」・「フッ素症の危険性」・「虫歯数が減少している現状」を挙げていますが、どのような科学的根拠に基づき判断をされたのか。賛成・反対の意見を聞いた上での判断なのか。

3) 戸張前市長はフロリデーションの事業を進める予定はないと議会でも答弁をしていたにも関わらず、選挙用リーフレットには吉川市はフロリデーションを進めているとの誤った情報を記載しています。事業推進のための予算計上ではなく、虫歯予防等の情報提供としての予算計上 であり、国や県も同様の啓蒙・啓発・情報提供をおこなっています。今でも、リーフレットに記載したような意見を持っているのか。なぜ、フロリデーションを推進しているとの認識を持ったのか。

4) 市長ブログ(3月7日)において「水道水にフッ化物を混ぜるという「フロリデーション問題」については「中止」という結果を出すことができました。」と書いてありますが、もともと実施をしていないものなのに「中止」というのはおかしいのでは。市民に誤解を与えているのでは。

5) 健康増進課窓口に設置の給水器を撤去した理由は。「公共性の高さ」、つまりは選択権がないということからフロリデーションに反対していたはずでは。単純に撤去では、逆に飲みたい人の選択の自由を奪うことでは。

6) 市の歯科口腔保健の推進に関する条例では、「歯科口腔保健の推進に関する事項(平成24年厚生労働省告示第438号)に定める基本的な施策及び8024運動(80歳になっても自分の歯を24本以上保つことを目的とした歯科口腔保健に関する取組をいう。)等を研究検討し、計画的に実施するものとする。」とあるが如何お考えか。
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この日、多数の市民の方が傍聴に来られ、傍聴席が足りず、別室(音声のみ)も設けられたそうです。
傍聴された方にうかがうと、加藤議員の質問に対し市長及び健康福祉部長から、以下のような答弁があったそうです。(なおこれは答弁の一部です。)

1) フッ化物応用に関しては、県の条例に沿って進める。(市長)
2) 水道水へのフッ化物添加に関しては、賛成・反対の考えを聞き、総合的に判断した。特に留意し
   たのは、フロリデーションの安全性。(市長)
4) 推進しようとしていた動きを中止したということ。(市長)
5) 市長選で市長が変わったので撤去しました。(健康福祉部長)

今後、議事録が発行され、吉川市議会のホームページにもアップされますのでぜひ読んでみたいと思います。

2015年6月27日土曜日

◆フッ素の有害性 infoseek楽天ニュースより

6月17日6時0分のinfoseek楽天ニュースに、フッ素の有害性についての記事が掲載されています。

◆「環境展2015」に出展しました

 6月5日(金)6日(土)7日(日)、市民交流センターおあしすで、環境ネットワーク吉川主催の「環境展2015」が開催されました。環境展とは吉川市内で環境やエコをテーマに活動する市民活動団体や企業による発表イベントです。「子どもの歯と健康を考える会」も出展しました。

「石けん作り体験」や「マイはし作り」「EMぼかしと活性液づくり」などの体験イベントや講演会「資源の有効活用について」、校外授業「川と水質」などたくさんの催しがありました。
大人ばかりでなく子どもたちの参加も多く、スタンプラリーを楽しみながら環境について学んでいました。

「みどりの会」さん 檜の間伐材を利用したオブジェや入浴剤に注目!

「子どもの歯と健康を考える会」の展示  右は「エコ吉川」さんのパネル


◆魚つかみ取り大会についてのお願い


ヘメロカリス 市内(保)で

 今年も7月18日に、吉川市コミュニティ協議会さん主催の「魚つかみ取り大会」が開催されます。
市外からも親子連れで遊びに来るような、子どもたちがワクワクする企画なのですが、例年、給水される麦茶がフロリデーション水(フッ素添加された水)で作られていることが悩みとなっていました。
 今年は市がフロリデーション推進を中止したので変化があるかもしれません。

 吉川市コミュニティ協議会さんにお願いの文書を提出しました。
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                                                平成27年6月
吉川市コミュニティ協議会御中 
                 
 魚つかみ取り大会についてのお願い

                                  子供の歯と健康を考える会 酒向智美


 向暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
今年も、子どもたちが楽しみにしている「魚つかみ取り大会」の季節が近づいてまいりました。毎年子どもたちのためにご尽力いただき感謝しております。
「魚つかみ取り大会」に際してお願いがあります。

 例年、「魚つかみ取り大会」の給水所では、フロリデーション水(フッ素添加の水)で作られた麦茶が給水されています。「ふつうの水で作った麦茶はないのですか。」とお聞きしたところ、ないというお返事で残念でした。
給水所が設けられているのに、フロリデーション水であるために、子どもに飲ませることをためらう保護者も少なくありません。

 みんなが安心して飲めるように、給水の麦茶はフッ素を添加しないふつうの水で作ってくださるようお願いいたします。

 

◆日本歯科新聞より 米国でフッ素濃度引き下げ

2015年5月12日付の日本歯科新聞の記事です。

水道水のフッ素濃度 アメリカで0.7ppmへ
 アメリカ保健福祉省(HHS)は、水道水フッ素化地域に対してフッ素濃度を0.7ppmに落とし、今後、利益とリスクについて経過観察を行うと4月27日に勧告した。
従来の推奨濃度は、1962年に制定された0.7~1.2ppm。
 同勧告の中では「フッ素応用は20世紀の偉大な公衆衛生の達成事業の一つ」と評価しているが、歯磨剤やマウスウォッシュなど、水道水以外からのフッ素摂取の方法が増えたことと、水道水フッ素化と関連が考慮されるフッ素症が増加しているためとしている。

2015年6月26日金曜日

◆4月1日講演会「水道水にフッ素をいれないで!」 報告

エゴノキ 市内(保)で 5月

 4月1日、大竹財団さんの主催による秋庭賢司氏(日本フッ素研究会評議員 歯科医)の講演会「水道水にフッ素をいれないで!―吉川市民が拒否した水道水フッ素化とは何か―」が東京都京橋の大竹財団会議室にて開催されました。
演題に“吉川市の……” とあるのも興味深く、講演会に参加させていただきました。
 要約して報告します。

 ※大竹財団は平和や資源エネルギー、環境といった分野で活動する市民団体を支援する財団です。

(まだ書きかけです。続きは近日中に。すみません。)
◆はじめに 
 水道水フッ素化が自治体の首長選挙の争点になったのは、今回の吉川市で2度目です。
1度目は、2002年、 沖縄県久米島町です。町長選挙で水道水フッ素化導入反対をかかげた候補者が当選して、水道水フッ素化の導入は中止になりました。
  吉川市では2001年に水道水フッ素化が検討されましたが、このときは見送られました。ところが市内に熱心な方がいることもあって、2009年ごろから復活し、水道水フッ素化が推進されるようになりました。埼玉新聞によると今年2月の吉川市長選挙で、水道水フロリデーション(フッ素化)推進中止を公約にかかげた候補者の中原恵人氏が当選し ました。これにより今後推進は中止になることと思います。
 そのような中で、いま水道水フッ素化が一番話題になっているのは、神奈川県川崎市です。

◆水道水フッ素化ってどんなもの?
 ◇ 水道水フッ素化とはむし歯予防の目的で飲料水にフッ素化合物を添加することです。水道水フッ素化の濃度は0.7~1.2ppmです。
「水道水フッ化物添加」が本来の正式な名称です。それがいつからか「水道水フッ化物濃度調整法」と呼ばれるようになりました。これは本質をごまかした言い方です。

◇水道水フッ素化は1945年1月に米国で始まりました。第2次世界大戦の最中です。あとで説明しますが、フッ素は原爆開発のマンハッタン計画と密接な係りがあります。
 米国では、「水道水フッ素化は20世紀における公衆衛生の10大成功事業の一つ」と評価されていますが、実施した当初から大きな反対がありました。
フッ素は、米国では国策物質として考えられています。
また、フッ素はむし歯を予防するといわれますが、病的石灰化をもたらします。
「国策物質(米国)」であることと「病的石灰化」、これが水道水フッ素化とフッ素応用を考えるときのキーワードです。

◇ヨーロッパでは人口の約3%がフッ素化水道水を飲用しています。イギリス、スペインの一部およびアイルランドです。
アイルランドは、現在ヨーロッパにおいて水道水フッ素化を法律で強制している唯一の国です。しかし、昨年ダブリン市をはじめいくつかの市の委員会で水道水フッ素化を中止する決定がなされたので今後はやめる方向に進むと思われます。
 ベルギー、デンマーク、オランダ、オーストリアでは、フッ素は毒物という認識で、水道水に添加することを禁じています。
 イスラエルでは、1998年に水道水フッ素化を強制する法律ができましたが、昨年厚生大臣が「フッ素はからだに害がある。」ということで2014年8月26日にフッ素化禁止法をつくって、中止しました。
 このような流れの中にあって米国は特別です。米国では10数の州 で水道水フッ素化を法律で定め実施しています。
  日本ではかつて京都府山科(1952~1965)で水道水フッ素化が実験的に行われた他、アメリカ占領下における沖縄県の数自治体 (1957~1973)、三重県朝日町(1967~1971)で水道水フッ素化が行われましたがその後中止されています。三重県朝日町の場合は約4年とい う短い期間で終わりました。これはそのころ起こった兵庫県宝塚市の斑状歯(歯のフッ素症)問題の影響が大きいです。

◆フッ素ってなあに?
◇ フッ素とはハロゲン族元素のひとつで、著しい反応性をもっています。
  自然の状態では、フッ素は蛍石等の中に、フッ化カルシウムとして含まれており、ほとんど不溶性で安定しています。ここからフッ素を工業的に取り出す場合、 蛍石を砕いて硫酸をかけて分離します。化学大辞典によれば、フッ素は第2次世界大戦中ウランの製造に用いられ、新しい用途が開発されました。これは六フッ 化ウランで原爆の材料です。ウランをフッ素と結びつけた状態で濃縮し、最終的にフッ素は空気中にガスとして飛ばします。
 米国では、フッ素 ガスが公害問題になり、人が亡くなったり、家畜が死ぬなど大きな被害がでました。裁判の費用や補償の費用等、アルミニウム会社や関連会社に大きな負担が生 じました。アルミニウム会社の研究者コックスは1937年に、「フッ素は歯によいので水道水に添加するとよい。」と提唱しました。1945年に ディーンの主導により米国で水道水フッ素化が開始される6年前のことです。

◇フッ化物は大きく4つに分類されます。
 第1群はフッ化水素。非常に腐食性が強いです。
 第2群はフッ化水素酸、フッ化珪素酸などで、毒性が非常に強いです。
フッ化珪素酸は米国の水道水フッ素添加に最も用いられているフッ化物です。リン酸肥料を作る時にでる副産物で産業廃棄物です。そのまま処分することはできず、処分するには費用をかけて処理が必要です。水道水に添加すると廃棄処理の費用がかからないという側面があります。
 第3群はフッ化ナトリウム等です。これは学校で行っている集団フッ素洗口に用いられています。
フッ化ナトリウムも毒性が強く、昔は殺虫剤や殺鼠剤に使われていました。
 第4群は蛍石等でほとんど不溶性で毒性は低いです。
お茶や紅茶の葉にも200ppmくらい入っていますが、安定化しているのでお茶に解け出すのは1ppmくらいです。

◇「フッ素は自然のものだから安全」と言われることがありますが、エビや小魚、お茶などの食品に含まれているフッ素(フッ化カルシウム) とフッ化ナトリウムではからだに対する作用が異なります。
1934年に各種フッ化物の毒性比較を行った研究があります。(「産業と工業化学雑誌」“Industrial & Engineering Chemistry”)この時代はフッ化ナトリウムがヒ素に代わってネズミ退治に使われており、事故が多かったためです。
若いラットのエサに6種類のフッ化物を混ぜ毒性を試験しました。
その結果致死量ではフッ化ナトリウムはフッ化カルシウムの85倍の毒性がありました。
慢性中毒(歯フッ素症)ではフッ化ナトリウムはフッ化カルシウムの4倍の毒性がありました。
フッ化ナトリウムのほうがフッ化カルシウムに比べフッ素がイオン化しやすいためです。
フッ化ナトリウムは自然のフッ素(食品中に含まれるフッ素)と「まったく同じ作用」ではないのです。

◇昭和薬品工業の「化学物質等のコード」でフッ化ナトリウムについて見ると、経口による急性毒性はGHS分類の区分3に当たります。単回曝露では全身毒性(神経系、肝臓、心臓、腎臓)、反復曝露の場合は全身毒性(呼吸器、腎臓、神経系、心臓、歯、骨)と記されています。

◆フッ素って効くの?
◇1ppmとは100万分の1の濃度のことです。
 たとえば100cm四方の風呂の水に対し1cm角の砂糖1個を溶かすと濃度1ppmになります。
フッ 素濃度について見ると、水道水フッ素化は1ppm程度、フッ素スプレーは100ppm、学校等で行うフッ素洗口は毎日が225ppm、週1回が 900ppm、フッ素ジェルはもっと高く、歯磨剤では1000ppm、フッ素塗布は9000ppmです。フッ素塗布で急に顔が青くなる場合がありますが、 これは大体の場合急性中毒と思われます。
 
◇これまでフッ素によるむし歯予防効果は歯の形成時期におけるエナメル質への影響とみられてきましたが、実質的研究および疫学研究ではフッ素のむし歯予防効果は歯の萌出以後にあらわれるものであり、その作用は主に局所的な働きによる ものである、(1999年CDC発行のMMWR (週報))と報告されています。フッ素応用は一般に局所応用と全身応用に分けられていますが、ほとんど局所 的な働きのみなので、そういう分け方は本来おかしいのです。


◇一部の小学校等で行われているフッ素洗口の効果はどのくらいでしょうか。
  佐賀県の小学校はほぼ100%フッ素洗口が行われています。有明西小学校のデータが、フッ素洗口の効果を示すものとしてよく取り上げられます。有明西小学校では平成4年度からフッ素洗口を始めました。平成4年度と平成14年度を比較すると 1年生から6年生まで、各学年ともそれぞれむし歯本数が約半分に減少したことがデータで示されています。
一方、文部省(現文科省)の全国 データ「学校保健統計調査」の12歳児のデータを見ると、平成4年は4.17本、平成14年は2.28本です。有明西小学校の6年生(11~12歳)では 平成4年は4.19本、平成14年は2.11本です。有明西小学校では10年間で49,6%減少、全国では45.3%減少、この差は4.3%で誤差の範囲 です。つまりフッ素洗口の実施の有無にかかわらず日本では10年間でむし歯がほぼ半減しているのです。

◇WHOの資料(2004年)によると12歳児のむし歯有病状況はフッ素化している国でも、非フッ素化の国でも同様に減少しています。

◇日本では フッ素洗口の予防効果は50~80%、歯磨剤は20~30%と言われています。
しかしイギリスのコクランレポート(2002年から2003年にかけて世界の質の高い文献を集めて総括して判断した報告)によると、むし歯予防効果は、水道水フロリデーション、 フッ素洗口、歯みがき、フッ素塗布のそれぞれがすべて25%程度であると報告しています。
フッ素洗口とフッ素入り歯みがき剤を併用した場合の予防効果は、フッ素入り歯磨き剤だけの効果と比べて(DMFS=歯面数として)7%予防効果が高いという結果が出ました。しかし7%という値には統計上の優位性はありません。

◆フッ素って安全?
 アメリカのニューズウイーク誌は2015年3月10日「水道水フッ素化は注意欠陥多動性障害(ADHD)と強い関連がある」とする記事を掲載しました。
話題となった研究は、Ashley J MalinChristine Till(カナダのトロント市ヨーク大学精神科)による「フッ素化水への暴露とアメリカ合衆国の子供および青年のADHD出現率:その生態学的関連」という研究で、2015年2月27日に発表され、アメリカの政府系刊行物のEnvironmental Helthに掲載されました。

 また同誌は2015年2月24日に「水道水フッ素化は甲状腺機能低下のリスク増大に関与している可能性がある」との記事を掲載しています。これは 2015年2月24日、英国医学雑誌(British Medical Journal)出版発行の雑誌(Journal of Epidemiology and Community Health)に発表された論文「イギリスの飲料水中フッ素量は甲状腺機能低下症と関連がある? ―開業医の診断記録による大規模研究と飲料水中フッ素量―」 についての記事です。
 この研究は、飲料水中のフッ素濃度と甲状腺機能低下の初めての大規模調査であり、フッ素濃度が0.3ppm以上の地域では、甲状腺機能低下症の出現率が少なくとも30%以上多いことが発見されました。フッ素が甲状腺機能低下症と関連があるとする仮説は以前からありましたが、この仮説が大規模調査により裏づけられました。


(書きかけです。続きます。すみません。)









2015年4月13日月曜日

◆4月12日県議選結果

ライラック 市内(美南)で

4月12日(日) 埼玉県議会議員選挙 東12区【吉川市,松伏町】

投票率    吉川市 33.91%, 松伏町 25.37%

松澤 正氏     13,351票 (吉川市9,732票,松伏町3,619票)  当選
戸田 かおる氏  10,750票 (吉川市8,352票,松伏町2,398票)

2015年4月11日土曜日

◆投票率は市民力の指標です

サクラ 市内(川野)で
4月12日(日)は埼玉県議会議員選挙の投票日です。

 政治は私たちの生活そのもの
   
 日常生活は政治とつながっている

 みんなで投票に行こう

市長選の投票率   前回(H.23.2.20) 39.46%        今回(H27.2.22) 48.98%
県議選の投票率   前回(H.23.4.10) 37.68%   今回(H27.4.12)     ?

投票率は市民力の指標だと思います。
2月市長選を上回る投票率をめざしましょう。

2015年3月30日月曜日

◆4月1日 講演会のご案内(2)

 大竹財団さんからご案内をいただいた講演会が間近になりました。
(詳しくは 4.1講演会記事

 

水道水にフッ素を入れないで!

  ー吉川市民が拒否した水道水フッ素化とは何かー

   講師: 秋庭賢司さん/日本フッ素研究会評議員、歯科医 

 
  日 時: 2015年4月1日(水) 19:00〜21:00(18:30〜開場)
 会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
 参加費: 一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
 定 員: 30名(定員を超える場合は予約を優先します)
 主 催: 一般財団法人大竹財団

◆公開質問状回答 戸田かおる氏(新人)

(※【質問1】,【質問2】は、戸田氏に該当しないため戸田氏への質問に含まれていません。)

【質問3】 
水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。
 
【質問4】
 “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。

 【3,4の回答】
 水道水フロリデーションについては、反対の立場です。水道水は公共性が非常に高いもので、フッ化物が添加された水道水を飲みたくない方、使用したくない方にとっては、選択の余地がなくなってしまいます。それはとても大きな問題です。
 また、副作用としてフッ素症の危険性も否定できず、子供の虫歯の数も減ってきている現在において、水道水フロリデーションに疑問を感じると同時に、中原市長のフロリデーション推進中止の判断を支持します。



【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含め た科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

 【5の回答】 
 上記の考えのもと水道水フロリデーションに対して反対の立場ですので、取り組む考えはありません。

◆公開質問状回答 松澤 正氏(現市議)


【質問1】
 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(発行 吉川市フロリデーション推進協議会 他)の32頁に、吉川市フロリデーション推進協議会 の皆さまのお名前が掲載されています。吉川市議はお二人、顧問として中嶋通治氏、会員として松澤正氏のお名前が載っています。松澤氏は、現在も吉川市フロ リデーション推進協議会(以下推進協議会と略)の会員でいらっしゃいますか。

【質問2】
 ・1の答えがYESの場合
   (1) 推進協議会はどのような活動をしているのですか。  
   (2) 松澤氏は会員として主にどのような活動にかかわっておられますか。
  
 ・1の答えがNOの場合
   (1) 推進協議会をお辞めになったのはいつですか。  
   (2) なぜ推進協議会をお辞めになったのですか。

【質問1,2の回答】
 歯科医の薦めもあり、勉強のため参加していました。

 
【質問3】
 水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。
 
【質問4】
  “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。
 
【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含め た科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

【質問3,4,5の回答】
 国の法律や県条例を基本として自治体で判断するものと考えます。

◆埼玉県議会議員選挙 公開質問状

 4月12日(日)に埼玉県議会議員選挙(告示4月3日) が行われます。
子どもの歯と健康を考える会では3月、立候補予定者の松澤正氏(現市議会議員)と戸田かおる氏(新人)水道水フロリデーションについての公開質問状を提出しました。
(※ 質問1及び2は、松澤氏のみへの質問です。)
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 公開質問状 水道水フロリデーション(フッ素化)について
 
 これまで吉川市では水道水フロリデーションの啓発・推進が行われてきました。一方これに反対の市民も多く、フロリデーションは私たち市民の生活に密接にかかわる重大な問題です。
 
 ここ数年の間で、吉川市以外でも、一部の歯科医師や推進団体、議員等により、行政に対しフロリデーション推進の働きかけ等が行われており、フロリデーションは吉川市のみの問題ではありません。
 
 4月12日に埼玉県議会議員の選挙が行われます。立候補予定の方がフロリデーションについてどのようなお考えをお持ちなのか、大変気になるところです。
選挙を目前に控えお忙しいこととは存じますが、ぜひとも伺いたいことがございます。
以下の質問にお答えをお願いします。

【質問1】
 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(発行 吉川市フロリデーション推進協議会 他)の32頁に、吉川市フロリデーション推進協議会の皆さまのお名前が掲載されています。吉川市議はお二人、顧問として中嶋通治氏、会員として松澤正氏のお名前が載っています。松澤氏は、現在も吉川市フロリデーション推進協議会(以下推進協議会と略)の会員でいらっしゃいますか。

【質問2】
 ・1の答えがYESの場合
   (1) 推進協議会はどのような活動をしているのですか。  
   (2) 松澤氏は会員として主にどのような活動にかかわっておられますか。
  
 ・1の答えがNOの場合
   (1) 推進協議会をお辞めになったのはいつですか。  
   (2) なぜ推進協議会をお辞めになったのですか。

【質問3】 
 水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。

【質問4】
 “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。

【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含めた科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

 以上について、3月24日までに文書にてご回答をお願いいたします。


2015年3月29日日曜日

◆配布中のチラシについてのお問い合わせ

 現在、子どもの歯と健康を考える会では、チラシ「吉川市は 水道水フロリデーション推進を中止しました」を配布中です。
 このチラシのトピックに、「フロリデーションは甲状腺機能低下症のリスクを増大させる」というイギリスの記事を載せました。
論文の出典は、英誌「疫学・地域医療ジャーナル」 (2015年2月)です。
 この雑誌について、お問い合わせがありましたので、お知らせいたします。
 
英誌 「疫学・地域医療ジャーナル」
       (Journal of Epidemiology and Community Health)
  
 出版   BMJ   British Medical journal publication


2015年3月20日金曜日

◆署名の第2次提出を行い 総数9,232名に!

スイセン 市内(保)で

 3月20日(金)の市長懇談会の席で、中原市長に「吉川市の水道水フロリデーション推進中止を求める要望書」の署名1,675名分をお渡ししました。平成25年8月に提出した署名(7,557名分)の第2次提出にあたります。
 この署名はもともと前市長の戸張氏に宛てた署名です。
 中原市長はフロリデーション反対の立場であり、すでに市のフロリデーション推進事業は中止の方向に舵が切られています。その中原市長に、前市長宛の署名をお渡しすることに、私たちは少しとまどいがありました。が、署名は市民ひとりひとりの貴重な意思表明です。それを中原市長に託したいと思い、署名をお渡ししました。
 市長は快く大切に署名を受け取られ、「これだけ集めるのは大変だったでしょう。」としみじみと言われました。
 署名は平成25年8月提出分と合わせて9,232名になります。
市長のねぎらいの言葉はそのまま9,232名の市民(吉川市とその近隣)の皆さんへのねぎらいでしょう。懇談会において、市の推進事業のほとんどがすでに中止になったことが確認されました。今日の日を、ご協力いただいた市民の皆さんとともに喜びたいと思います。

◆フロリデーション推進を中止 3.20市長懇談

 3月20日午前8時30分から中原市長と懇談を行いました。
「子どもの歯と健康を考える会」から、代表の他会員6名が参加しました。

 すでに保健センターのフロリデーション水の試飲給水器は撤去され、3月8日(日)の吉川マルシェでは、フロリデーション水試飲のイベント(吉川市フロリデーション推進協議会出店)に、市職員の派遣はありませんでした。フロリデーション推進中止に向け、迅速な対応が進められています。

 懇談に先立って、中原市長に心からの感謝の気持ちをお伝えしました。

そのあと、これまで吉川市が関わってきたフロリデーション推進活動について、懇談しました。
(推進活動の内容については、8020推進財団への平成25年度歯科保健活動助成交付事業報告書「吉川市水道水フロリデーション普及啓発活動事業」を参考にしました。)

 ・吉川市民まつりのフロリデーション水試飲体験(健康増進課出店)
 ・魚つかみ取り大会(吉川市コミュニティ協議会主催)でのフロリデーション水で作った麦茶の給水
 ・まちづくり出前講座「むし歯予防(水道水フロリデーション)の知識」
 ・母親学級におけるフロリデーションの啓発

などです。これらについて、市長から、今後予算化せず、市職員の派遣も行わない等のお話がありました。
 吉川市フロリデーション推進協議会において、健康増進課長が顧問を務め、健康増進課係長が会員になっていましたが、 撤退することも伺いました。

 また、吉川市のホームページの、健康増進課“歯の健康”のページから、 
 ◇ 水道水フロリデーションの知識(第1号~第7号)
の記事が削除されたことを確認しました。

 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(吉川市フロリデーション推進協議会他発行)の吉川市に係る部分(発行団体名,健康増進課長が顧問,健康増進係長が会員)について、訂正・削除を行うことを、吉川市フロリデーション推進協議会宛に健康増進課から文書で連絡していただくことになりました。

 以上のように、市のフロリデーション推進活動が中止されることが確認されました。

 中原市長から、フロリデーション等について市の方向性が変わったので、職員にとっていろいろ苦労も多いこと、その中でも協力的に事態が進んでいること等のお話がありました。


2015年3月15日日曜日

◆フロリデーション コーナー が撤去されました

 3月9日(月)中原市長の登庁式のあと、保健センターに行きました。
 これまで、保健センターのロビーには、フロリデーション(フッ素添加)水の給水器が設置され、フロリデーション推進のポスターが掲示されていました。
 この日、保健センターの壁に推進のポスターはなく、フロリデーション水の給水器にはカバーがかけられていました。

ビフォー (以前のフロリデーションコーナー)
ビフォー (以前のフロリデーションコーナー)

アフター (フロリデーションコーナー撤去 平成27年3月9日撮影)

 職員の方から、今後フロリデーション水の給水器は、一般の冷水器(もちろんフッ素添加なしで)として、夏場などに使用します、と説明がありました。
 保健センターのフロリデーションコーナーが、こんなに早い時期に撤去されるとは予想しませんでした。本当に変わりました。

 中原市長、ありがとうございます。

2015年3月9日月曜日

◆3月9日朝 ようこそ 中原市長 

3月9日8時20分より吉川市役所前で新市長の中原さんの登庁式が行われました。
たくさんの市民の方たちが集まり 中原さんを迎えました。

朝 中原市長を待つ市民のみなさん

中原市長に花を手渡す

中原市長をかこんで

新市長のスピーチ


近くの方たちが
「生きてるっていいわね。」
「ほんとに、こんなにうれしいことってあるのね。」
と話しているのが聞こえました。同感です。

市民の皆さん、新しい市長を支えながら(支えられながら?)ともにがんばりましょう。



◆4月1日 講演会のご案内

大竹財団さんから、講演会のご案内をいただきましたので紹介いたします。

※大竹財団は平和や資源エネルギー、環境といった分野で活動する市民団体を支援する財団です。平成25年11月に吉川市内で開催されたポール・コネット博士の講演会「水道水フッ素化に反対する科学的根拠」の折、日本フッ素研究会を通して助成支援をいただきました。

以下、大竹財団さんのホームページから転載させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

水道水にフッ素を入れないで!

  吉川市民が拒否した水道水フッ素化とは何かー

 講師: 秋庭賢司さん/日本フッ素研究会評議員、歯科医 

 
  日 時: 2015年4月1日(水) 19:00〜21:00(18:30〜開場)
 会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
 参加費: 一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
 定 員: 30名(定員を超える場合は予約を優先します)
 主 催: 一般財団法人大竹財団
 
2月22日におこなわれた埼玉県吉川市の市長選において争点のひとつになった「水道水フロリデーション(フッ素化)」。あまり聞き慣れない水道 水フロリデーションとは、虫歯予防を目的として水道水にフッ素化合物を添加すること。日本では一般に「虫歯予防=フッ素」という認識が定着していますが、 専門家の間では安全性について賛否両論あり、斑状歯の発症や発がん性の懸念、最近では血漿中のフッ素濃度によって子どもたちのIQ(知能指数)が大幅に下 がるといった研究結果も報告されています。

  水道水は住民にとって生命を維持するための最も重要な公共インフラのひとつ。フッ素入りの水を飲みたくない人にとっては選択の余地がなくなります。こ れまで吉川市では「水道水を飲むだけで虫歯予防になる方法」と宣伝され、安全性への懸念については、誤った情報による「誤解」として、全国にさきがけて導 入が強く推進されてきました。

  今回、水道水フロリデーションに反対する公約を掲げた新市長が誕生したことで推進に待ったがかかりました。しかし他の地域でも導入を計画している行政 があり、もしかしたら知らないうちに自分たちが飲む水道水がフッ素化されているかもしれません。水道水フロリデーション導入の背景、海外事情のほか、学校 での集団フッ素うがいなどについて、日本フッ素研究会の秋庭賢司さんからお話をうかがいます。


image
  • 交 通
    image JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
    image 東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
    image 東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分

http://www.ohdake-foundation.org/index.php/events/268-event-20150401  
※ 予約は上記、大竹財団さんのホームページからできます。


2015年3月1日日曜日

◆「NO!フロリデーション」のステッカー

 昨年11月16日に開催された吉川市民まつりで、「NO!フロリデーション」のステッカーを、賛同してくださる方に配りました。

今回お問い合わせがありましたので、改めて紹介します。 

径5cmと8cmがあります。(5cmの方はラミネート加工付き)

  ステッカーは、「吉川市の水道水にフッ素をいれないで」というひとりひとりの気持ちをアピールするためにつくりました。
ポストや玄関,自転車,また手帳や化粧ポーチ,パソコン等、お好きなところに張ってください。

「(フロリデーション反対の)中原さんが新市長になったので、いまさら貼るのもへんかしら?」 とたずねられました。いえいえ、そんなことはありません。
市長は市民の代表です。市民の気持ちのアピールは市長の応援につながります。

ステッカーをご希望の方にさしあげます。メールにてご連絡ください。

2015年2月25日水曜日

◆厚労省の動画に吉川市が登場

 厚生労働省フッ化物科学研究班作成のビデオ「フロリデーションの科学」(2012.2.19)に吉川市が登場しています。 
「2007年 8月3日 吉川市保健センター」のテロップとともに、保健センターの建物が映り、小林清吾氏(元 日大松戸歯学部教授)を講師とし、市の保健師さんや行政担当者向けのフロリデーション研修会が行われている様子が紹介されています。また、市民まつりでのフロリデーション水試飲の場面も数か所に挿まれています。
 https://www.youtube.com/watch?v=VfD3Gf-ugEY 
 ※1分24秒ごろから

 2007年(平成19年)は、吉川市健康福祉部と政策室から成る「フッ化物応用研究会」(2006年発足)が、「水道水フロリデーションの政策決定をすることが必要」という結論の報告書をまとめ、市長に提出した年です(3月)。そして2009年から、吉川市行政による啓発活動が始まっています。
  (※関連: 今吉川市では, 資料 (資料4)のページ参照)

 市民の方が市のイエローボックスに、フロリデーション推進中止を訴えても、いつも紋切り型の回答を返し、「引き続き市民の方へ正しい情報提供を行ってまいります。」という硬直した姿勢を崩さないのは、厚生労働省フッ化物科学研究班とのパイプを背景とした厚い壁(自信?しがらみ?)のせいなのでしょうか。

 今回の市長選で新しく中原市長が誕生しました。
新市長は水道水フロリデーション推進中止を公約に掲げられており、わたしたちは希望をもっています。と同時に、これまでの推進の流れは市政に深く食い込んでいるようで、実現は簡単ではないかもしれません。
 
 フロリデーションを推進する方々に、ぜひ今回の投票の結果と7557名の署名の重さに向き合ってほしいと思います。
公共の水道水がどうあるべきかは、ひとりひとりの自己決定権の問題であり、市民ひとりひとりが当事者であることを、行政担当者は肝に銘じていただきたいと思います。


2015年2月23日月曜日

◆戸張氏(現市長)のブログに思う

 戸張氏(現市長)は、2月20日(金)のご自身のブログに
「水道水フロリデーションはやりません」というタイトルで、
水道水フロリデーションをやるというデマが流れているようですが、実施する予定はございません。”とアップされています。

 私たち市民の気持ちを理解していないのだなあ・・・と、もどかしく思います。

 「フロリデーションはやりません。」とおっしゃりながら、公開質問状の
「今後も(フロリデーションの)啓発活動を継続しますか。 」の問に、
「水道水フロリデーションは、市民の公衆衛生を向上させる有効な手段であると考えておりますので、引き続き市民の方へ正しい情報提供を行ってまいります。」と答えておられます。ここに私たちは厚い壁を感じ、将来に不安を感じるのです。フロリデーション水を飲みたくない市民にとって、これは共通の思いです。『正しい情報』を押しつけられる苦痛と不安を、理解していただけないのが残念です。

 戸張氏には幾度か懇談を申し込みましたが、実現しませんでした。できればお話する機会をもち、率直な気持ちを伝えたかったと思います。


2015年2月22日日曜日

◆市民の意思は NO!フロリデーション

白梅 市内(吉川)で
  2月22日(日)に行われた吉川市長選挙で、
中原恵人氏が新市長に当選しました。

◇ 投票率 48.98%
◇ 得票数 中原恵人氏  14,176票
        戸張胤茂氏  11,916票

 この選挙の大きな争点のひとつは水道水フロリデーション(フッ素添加)でした。
選挙の結果、市民の意思は水道水フロリデーションに反対であることが示されました。

◆さあ、投票日です

  2月22日、今日は吉川市長選挙の投票日です。
投票によって、吉川の次の4年間の方向性が決まります。
どうぞご熟考のうえ、投票にお出かけください。


◆新聞記者さんと話す

 2月21日夕刻、市長選挙立候補者の駅頭演説を聞いていたら、新聞記者さんに声をかけられました。平成25年、「吉川市の水道水フロリデーション(水道水へのフッ化物添加)推進中止を求める要望書」の署名(7,557名)の提出のとき取材にいらしていた方でした。

 今回の選挙において、多くの市民が水道水フロリデーション(以下フロリデーションと略)の是非について問題にしているのに、新聞のほとんどが、フロリデーションを市長選の争点として報道していません。このことが気になっていたので、記者さんに尋ねてみました。
「市長が、あれだけやらないと言っているので。」ということでした。
問われているのは、フロリデーションを今やらない、というだけでなく、フロリデーションの啓発活動を中止するか否かです。

  今回の市長選挙にあたり、「子どもの歯と健康を考える会」では、立候補予定者へフロリデーションの是非を問う公開質問状を提出しました。この回答を市民の皆さんと共有するため、選挙 の告示日前日までに、17,000世帯以上にお配りしました。吉川市の世帯数は約27,500世帯なので、まだまだ足りませんでしたが、吉川市の地図を見ながら全員で手分けして配りま した。ホームページにもアップしました。

 新聞記者さんに、公開質問状の回答をぜひお読みいただくようお願いしました。
 ご多忙なことと思いますが、ぜひ目を通していただきたい、と切に思います。

2015年2月21日土曜日

◆前回の投票率 39.46%

クロッカス 市内(保)で
 
明日、2月22日(日)は、吉川市長選挙の投票日です。

4年前に行われた、前回の市長選挙(H.23.2.20)の投票率は39.46%でした。

市の政治・行政は市民の生活に直結しています。

どうぞ、ご熟考のうえ選挙にお出かけください。

2015年2月19日木曜日

◆保健センターのポスター

 市の保健センターのロビーに、水道水フロリデーションを推進するポスターが貼ってあります。
水道水フロリデーションの試飲器も設置されています。
7557名の反対署名を提出しても、この風景は変わりません。
もちろん私たちはあきらめませんが。
(おサルのポスターが変でしょう・・・)

 2月19日撮影   
(※吉川歯科医師会は全会一致でフロリデーションに賛成しているわけではありません。
歯科医師のなかにはフロリデーションに反対の方も複数おられます。)

2015年2月17日火曜日

◆2.22 ひとりひとりの意思を示すとき

フクジュソウ 市内(富新田)で

  2月22日(日)は吉川市長選挙です。
吉川市が水道水フロリデーションの啓発・推進を進めていくのか否かが問われています。

選挙に出かけ、ひとりひとりの意思を示しましょう。
知人・友人・ご家族にもぜひ投票に行かれるよう、声を掛けてください。

また、期日前投票は
2月16日(月)~2月21日(土)  吉川市役所内で行われています。

2015年2月14日土曜日

◆公開質問状の回答を配りました

ウメ 市内(美南)で

2月11日、美南で「公開質問状の回答」を配りました。
春のような暖かい陽気で、ベビーカーを押したお母さんや、子ども連れのお父さんたちに回答を手渡すと、その場で読んでくれました。

2015年2月10日火曜日

◆吉川市長選挙公開討論会 動画

  2月8日(日)にJCI 吉川青年会議所主催による吉川市長選挙公開討論会が開催されました。
動画が「e-みらせん」で公開されています。リンクさせていただきました。
 

2015 吉川市長選挙 公開討論会①

2015 吉川市長選挙 公開討論会②

(フロリデーションについての戸張胤茂氏(現市長)と中原恵人氏(現県議)の見解は
公開討論会②の24分10秒からです。)


2015年2月9日月曜日

◆公開質問状回答 中原恵人氏(現県議)


【質問】
 1.水道水フロリデーション(以下フロリデーションと略)についてどのようにお考えですか。
 

2.水道水にフッ素を入れると選択の余地がなくなりますが、この点についてどうお考えですか。
 

3.WHOはテクニカルレポート846(1994年)で、フロリデーション導入の必要条件として「地域における虫歯のレベルが高いか、中程度か、または虫歯の増加傾向が明らかであること」とありますが、吉川市はこの条件にあてはまりますか。
 

4.化学物質管理促進法(PRTR法)では、フロリデーションで使用する一般的な物質であるフッ化ナトリウムが、有害指定物質になっていますが、これについてどうお考えですか。
 

5.現在、吉川市はフロリデーションの啓発活動を行っています。今後も啓発活動を継続しますか。その理由もお答えください。
 

6.フロリデーションを吉川市で実施しますか。その理由もお答えください。
 

7.子どもの歯と健康を考える会では市長懇談を数回申し入れましたが、今まで一度も実現していません。今後、市民との懇談の窓口を広げ、私たち市民と話す機会を作っていただけますか。

【回答】 
 以上について、一括しお答えさせていただきます。
 

 僕はこれまで、フロリデーションには「反対」の立場を明確にし、行動してきました。
その理由は大きく3つあります。
 

◇ ひとつは「水道水の公共性の高さ」です。高齢者の病気、赤ちゃんの粉ミルクなど、どのような状況にあるのか分からない、個々別々の市民に対して、選択の余地がなくなるということは、非常に大きな問題です。
 

◇ もうひとつは、「虫歯数の減少傾向」です。僕の手元にある25年度時点での資料では、小学1年生から中学3 年生までの1人平均の虫歯数はここ数年で、ほぼ横ばいか、減少の傾向にあると言えます。そうした状況でありながら、なぜフロリデーションを推進するのか理解に苦しみます。
 

◇3つめは「フッ素症の危険性」です。8~10%フッ素症が出るというデータもあり、科学的根拠が不確定な中で、こうした事業が展開されるということは、「行政の責任は非常に重いものになる」ということを理解しているのか疑問です。
 

 最後に、25年の夏、約7,500名の署名が提出された中での、戸張市長の「今後も市民に有効性を伝えていきたい」という答弁には驚かされました。しかも一切市民と話し合う機会をつくらないという姿勢…。こうした状況を見ると、「何か問題があった時も、同じように市民と向かい合うことを避けるだろう」と思われます。 

 僕はフロリデーション問題をはじめ、産廃問題、公費ワクチン問題など、常に「市民と向き合う」という事を大事にしながら市政運営をしてゆきたいと考えています。 


 以上 よろしくお願いします。