2013年2月28日木曜日

◆2月25日 街頭署名を行いました


小さな春 クロッカス(吉川市)

2月25日、吉川市きよみ野で「吉川市の水道水フロリデーション推進中止を求める要望書」の街頭署名活動を行いました。
とても寒い日にもかかわらず、足を止めて署名に協力してくださった市民のみなさん、ありがとうございました!
これからも、引き続き署名を集めていきます。
署名にご協力いただける方、ご連絡ください。

2013年2月23日土曜日

◆健康増進課への市民の声がすごい

吉川市の健康増進課に、市民の方から水道水フロリデーション(フッ化物添加)についての意見や質問がたくさん寄せられています
 まさに、市民ひとりひとりの問題なのだ、と心に迫ってきます。

自分で考える」ということの大切さを改めて教えていただきまhttp://www.city.yoshikawa.saitama.jp/index.cfm/10,27192,28,242,html

2013年2月22日金曜日

◆八潮市 矢澤さんのブログから

八潮市の市議会議員の矢澤江美子さんが、ブログで吉川市の水道水フロリデーションを取り上げていらっしゃいます
矢澤さんの了解をいただき、ここに紹介させていただきます。
 ぜひお読みください。

「フッ素は劇薬」(2012年3月)
 (2012年3月に行った当会主催の学習会「吉川市の水道水にフッ素を添加するフロリデーションは必要か」の感想が語られています。
http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=875057


2013年2月21日木曜日

◆質問が止まらない、「フッ化物についての学習会」

2月16日、医療生協さん主催の学習会に参加しました。

フッ素推進の学者小林清吾氏や健康増進課等のお話を伺い意見交換する会でした。

1 はじめに、「吉川市フッ化物応用協議会」の委員(公募市民)の方から、
水道水フロリデーションを考えるための基本情報について以下のような報告がありました。

・吉川の水道水
(オゾン処理・活性炭処理による高度処理を行っている。フッ素含有量は0.08~0.09ppm〈国の基準値0.8ppm〉)

・市長方針(8024運動の推進)

・国民健康保険における医療費の推移

・吉川の12歳児のむし歯本数(全国平均・埼玉県平均と比べて少ない)

・吉川市のフッ化物洗口状況(3つの小学校・4つの保育園で実施,近隣の市との比較)

・歯を失う原因と対策

・斑状歯

・吉川市の水道水フロリデーションに関する取り組みの経過

・化学物質の急性毒性 
(とくにフッ素洗口・水道水フロリデーションの薬剤に用いるフッ化ナトリウムについて)

・水道水フロリデーションに対する関係機関の見解

2 次に小林清吾先生(日大松戸歯学部客員教授)のお話がありました。

・むし歯予防の重要性

・歯を失う原因

・フッ素によるむし歯予防 局所応用(フッ素洗口・フッ素塗布)
                全身応用(水道水フロリデーション,食塩フロリデーションなど)
・水道水フロリデーションの有効性・安全性

3 次に吉川歯科医師会会長の戸張先生からコメントをいただきました。

・フッ素の局所応用(フッ素洗口など)は、それを受ける人のみメリットがあるのに対し、水道水フロリデーションはすべての市民を対象としているので優れている。

・日本歯科医師会・埼玉県歯科医師会も推奨している。 

4 以上のお話を受けて参加者の質疑応答が行われました。

・最初に、電子部品製造業で長年猛毒のフッ化水素酸を扱ってこられた市民の方から、フッ素及びフッ化ナトリウムの毒性について、薬品メーカー発行の「製品安全データシート」を用いて説明がありました。
そしてヒューマンエラーによる事故について質問がありました。

そのほか、参加者から多数の質問がありました。

・水道水フロリデーションが実施されると吉川市で年間約11トンのフッ化ナトリウムが蛇口から下水として、川に流れるが、この環境への影響はどうなのか。また、このことに対する「水道水フロリデーション問答集」の内容は不正確ではないのか。

・水道水フロリデーションの結果、一部に発症する初期の斑状歯(歯フッ素症)は「白くなるだけ」というが、「白くなる」のはどういう化学的変化が起きたのか。

・フッ素を添加した水道水は飲みたくない。
 
・ なぜ日大歯学部の所在地である松戸で水道水フロリデーションは実施されないのか。

・赤ちゃんのミルクの調整にフロリデーションの水を使って大丈夫か。

・母乳中にふくまれるフッ素はどのくらいか。(血中濃度の0.02ppmより低いので0.015ppm程度)

等々です。

また、健康増進課に対して、

・ 「水道水フロリデーション問答集」はいくつかの問題点があるので、吉川市として発行するのはやめてほしい。
 
・賛成派の論理を鵜呑みにし、反対派の論理は「誤った考え」とレッテルを張り排除しているが、市民の健康を預かる立場にあるのだから、健康増進課として、両派の論理を科学的に検討する立場に立ってほしい。

・水道水フロリデーションの実施について 、市はどのように考えているか。

等の意見や質問がありました。
健康増進課からは「水道水フロリデーションの実施は市民のみなさんの合意を得ることが前提」との回答がありました。

質疑応答の終盤で、小林先生から「水道水フロリデーションは福祉政策なのだから、好き・きらいは言えない。」という発言があり、会場に緊張した空気が流れましたが、時間の制約で議論を深めることができませんでした。

3時間があっという間に過ぎ、大変集中した会でした。

このような貴重な機会を提供してくだっさった医療生協さんに感謝します。ありがとうございました

 


2013年2月12日火曜日

◆「水道水フッ化物についての学習会」

2月16日(土)医療生協さんの学習会が近づきました。

フッ素推進の小林清吾氏(日大松戸歯学部教授)、吉川市健康増進課のお話も聴けます。 
くわしくは下記をクリックしてください。
http://kodomonohatokenkou.blogspot.jp/p/blog-page_1545.html

2013年2月11日月曜日

◆街頭署名を行いました

2月11日、吉川市きよみ野で街頭署名活動を行いました。
風は冷たいけれど、陽ざしがだんだん明るくなってきて、もうすぐ春なんだな、と感じられる日でした。
 今日は小さなお子さん連れで署名活動に参加してくださった方が2組あり、ちょっと楽しい署名活動になりました。

通行中の方が、駆け寄ってきて「反対の署名ですよね。」と確認して署名してくれたり、一度家に戻られて、、ご家族や知り合いの方を連れてきてくれたり、また某研究所にお勤めの方から「こんなバカなことは、絶対にやめさせるべきだ。」とお言葉をいただいたり、今日もたくさんの方との出会いがありました。

皆様のご協力ありがとうございました。

これからも引き続き署名を集めていきます。署名にご協力いただける方、「子どもの歯と健康を考える会」までご連絡ください。

2013年2月7日木曜日

◆署名活動を行いました

 子どもの歯と健康を考える会では、2月7日、 吉川駅周辺で「吉川市の水道水フロリデーション推進中止を求める要望書」の署名活動を行いました。
みなさまのご協力ありがとうございました。
これからも引き続き署名を集めていきます。
署名にご協力いただける方、お問い合わせください。
kodomonohatokenkou@gmail.com

2013年2月3日日曜日

◆平成23年「第1回吉川市フッ化物応用協議会」に注目!

市内で見かけたカワラヒワ















その1 
協議会は水道水フロリデーションの是非を検討するのではなく、推進するということを前提にして「どのようにして市民の合意を得るか、その方策を検討する」という位置付けになっています。

その2
アメリカとオーストラリアで水道水フロリデーションが進んだ特殊性について述べられています。
そうであるならば、日本の現状との比較等、より多面的に検討すべき課題が存在します。

その3
水道水フロリデーションの、将来発生するかもしれない危険性についての考え方が述べられています。しかし、「効果とリスクを天秤にかける」という発想は、医薬品における考え方であって、公共性がきわめて高く、かつ多目的である水道水には、ふさわしくありません。
★水道水への薬剤添加は、消毒のための塩素など必要最小限とするのが原則です。

以上の3点について該当する部分を議事録より抜粋します。



第1回吉川市フッ化物応用協議会(平成23年8月5日) 議事録より
 http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/index.cfm/24,29034,141,768,html

◆その1 
事務局(健康増進課) 
市としては、むし歯予防に大変有効で効果があるということでフッ化物利用を従来から進めております。
フロリデーションについては啓発をしており、今後の進め方やあり方について、皆さんの立場でご提言やご意見をいただきたいと考えております
鶴本委員(鶴見大学)
フッ化物の応用は、公衆衛生や地域歯科保健を進める上で大前提であり、善し悪しについて議論するようなシチュエーションではない。
(中略)フロリデーションは1945年から60年以上アメリカで実施していますし、私が1年間留学したオーストラリアのメルボルンも100%フロリデーションされており、有効性と安全性については前提になっている。
ここで何を協議するのかということが大切で、前提が推進することであれば、その辺のところのお話を聞かせていただければと僕自身は思っています。


◆その2
S委員
 フロリデーションが日本で実施されていないということは何かデメリットというか、そういう大きなものがあるのですか。
鶴本委員 
今のところは、デメリットは全くありません。
ヨーロッパでは、選択できない部分で個人の権利を優先しようと、いかにもヨーロッパ的ですね。
アメリカとかオーストラリアはマルチカルチュアリズムで多国籍なので、健康格差が大きく公的な健康保険も無いので、そういった意味でどうも進むみたいですね。

    ◆その3
鶴本委員
先ほどからデメリットは無いと言っていますが、現段階での科学の話ですから。
たとえばもっと遺伝子工学とかが分かってきて、もしかしたら、0.5ppmぐらい超えると、何か遺伝子にいたずらをするとか、そういったことだって将来あるわけで、そこら辺すべての今使っている予防薬、ワクチン含めて、100%というのは無いんで、いろいろな価値観のバランスの上でやっているんだろうと思うのです。虫歯予防の価値と、将来に対する不安の価値と、天秤にかけて、むし歯はいいよという話になると多々あるということは、その通りですね。





       

2013年2月2日土曜日

◆「吉川市フッ化物応用協議会」について

吉川市(健康福祉部健康増進課)のホームページで、初回から24年度第2回までの通算6回分の議事録が読めます。
 http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/index.cfm/24,29034,141,768,html

吉川市では、平成23年8月5日に第1回「吉川市フッ化物応用協議会」が開かれました。当初4回の予定で23年度中に終了する予定でしたが、平成24年度に継続され、12月に平成24年度第3回(通算第7回)をもって終了し、市長に報告書が出されます。


「吉川市フッ化物応用協議会設置要項」からこの協議会の概要を示します。

目的 市の公衆衛生を向上させるために,フッ化物の応用について検討する
 
所掌事務 (1) 市のフッ化物応用の推進に関すること。
       (2) 市のフッ化物応用の啓発・普及に関すること。
       (3) 前2号に掲げるもののほか、フッ化物応用に関し必要なこと
     2  前3号に掲げる事項についての検討結果は市長に報告するものとする。

委員12名は 市長が委嘱
       (1)学識経験者 (2)各団体の代表 (3)関係機関の代表 (4)公募市民