2019年1月17日木曜日

2018吉川市民まつり(1)

2018年11月18日(日)に開催された「吉川市民まつり」に出展しました。

「集団フッ素洗口について考えてみました」というテーマで、展示とリーフレットの配布を行いました。

2018 リーフレットより

~ある母親の手記~
歯医者さん、どうして教えてくれなかったんだろう… 

鹿児島県教職員組合の新聞に、子どもが歯フッ素症になった母親の手記が掲載されました。以下要約です。
母親はむし歯予防のため、5歳の長女を定期的に歯科医に通わせました。塗布型のフッ化物をすすめられ、購入して3歳の次女にも塗りました。それから12年後フッ素洗口剤をすすめられ、家庭で子どもに洗口をさせました。フッ素塗布は定期的にやっていました。次女が小学校高学年になったとき、永久歯に多くの白い斑点があり、とても気になりました。別の歯科医にたずねても、言葉を濁すような答えしか返ってきません。インターネットで調べてフッ素に副作用があることを知りました。母親は責任を感じましたが、娘には伝えていませんでした。娘が中1になり鏡の前で歯を見ている姿を何度も見て、母親は思いきってフッ素のことを伝えました。娘はぽろぽろ泣きだし、それでも「お母さんのせいじゃないよ。私は大丈夫」と伝えてきたということです。
 母親は親の責任を感じると同時に「なぜ副作用についてお医者さんは教えてくれなかったのだろう」「歯医者さんの責任ってなんだろう」と述べています。母親は、薬に頼らずともむし歯は防げると堂々と教えていけるようになりたい、と記した上で「たった一人の子どもの涙ですが、そこにはその子の人生がつまっています。軽く考えないでほしい…それが親の願いです」と結んでいます。
(「教育かごしま」第1852号 2015.6.1
 

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